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「移動通信端末診断士」とは、スマホが普及したことによる様々な課題に対応するために設立された「一般社団法人 移動通信端末診断士協会」が発行する民間資格です。
総務省の2023年通信利用動向調査の結果によると、日本のスマホ保有率が90.6%に達し、引き続き増加傾向にあると報告されています。
また、同調査の年齢階層別インターネット端末の利用状況では、60〜80歳代においても、インターネット端末としてスマホを利用するユーザーが最も多いことが示されました。
しかし、特にシニア世代ではスマホを持っていても、カメラやLINEなど特定の利用目的でしか活用できていない方が多い点や、購入時にスマホショップの提案のままに必要のないオプションを追加し、高額な利用料金を支払っている方が多い点が問題となっています。
このような状況で、移動通信端末診断士はスマホに関する専門知識を活用して、料金プランやオプションの見直しに加え、適切にスマホを利用できるようなサポートを行う資格です。
移動通信端末診断士試験の難易度は、1回目の受験での合格率は約50%と言われています。合格できるまで何度でも再受験できるので、実質的には100%の合格率と言えるでしょう。
資格取得のためには、4時間の講習を受講したあとに1時間のテストを受ける必要があります。
講習では、スマホやタブレットの基本操作だけでなく、料金プランやオプションの見直し方法や通信量のチェック、端末依存度の評価方法など多岐にわたる内容を扱うので、受講者は最新の業界知識やお客様のニーズに合ったアドバイスを提供するためのスキルを習得できるでしょう。
講習の受講料は、5,500円(税込)で、再受講する場合も同じ金額の費用がかかります。
移動通信端末診断士は、スマホの操作方法や料金プランの最適化などの専門知識や実践的なスキルを習得できると評判の資格です。
しかし、実際のところはどうなのか気になる方が多いでしょう。 ここでは、移動通信端末診断士のリアルな評判口コミを紹介します。
移動通信端末診断士のリアルな評判口コミから、資格取得後に地域のスマホ教室の講師やアシスタントとしての仕事の幅が広がり、地域貢献できるようになった人が多いことが分かりました。
また、専門資格を取得していることでの安心感に加え、専門知識を活かした的確なアドバイスが可能なので、スマホ教室の受講者からの信頼を獲得できているようです。
特に、スマホ操作や料金プランの見直しなどがシニア層から好評を得ており、多数の感謝の声をもらい、やりがいを持って働いている様子が伝わってきます。